仕事 ミスばかり

仕事でミスばかりの方必見!全ての理由と対策を人事プロが解説

悩めるビジネスパーソン

最近、仕事でミスばかり繰り返しており、上司にも怒られて困っています。
どのような理由でそうなってしまっているのか、自分にも分かりません。
仕事でミスばかりをしてしまう理由と対策について、解説頂けませんでしょうか?

 

今回のテーマは「仕事でミスばかりの方向けの、理由と対策」である。

結論から申し上げると「仕事でミスばかりとなってしまう理由は多岐に渡り、よってその対策も多数存在する。本記事では、人事のプロとしてあり得るものを列挙し、完全に解決していく」という内容の記事になっている。

 

齋藤
他のサイトでは「仕事でミスばかりなら転職」という流れになりがちですが、転職にはリスクがあるので他の解決策を試してからでも遅くありません。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 自身の4回の転職経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、コンサルティングファームまで経験)
  • トップティアの外資系戦略コンサルティングファームを含む、数々の難関企業の選考に自身が合格してきた経験
  • 人事マネージャーとして多数の候補者の面接を行った、面接官としての経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェント・転職サイトと契約し、ダイレクトスカウトを含め採用を指揮・実施した経験
  • 転職により、30代前半で東証一部上場企業の人事執行役員/年収1800万に至った経験

 

この記事を読むことで、仕事でミスばかりを繰り返してしまっている理由を再確認した上で、その理由に適した解決策を採ることができるようになるだろう。

 

【前提】仕事でミスばかりしてしまう方の特徴

仕事でミスが多い方には、「ミスが多い」ということ以外にもよく見られる特徴がある。

まず本項では、その特徴を簡単に紹介しておく。

 

  • 上司や先輩に目を付けられており、いつも怒られている
  • 転職してきたばかり・異動してきたばかりである
  • やる気がない
  • そそっかしい
  • ミスの原因を考えるということをしない
  • ミスを気にしておらず、再発防止策をとらない
  • メモをとる習慣がない
  • 素直でなく、自分のやり方を変えない
  • 「分かりました!」というのだが結局分かっていない

 

念のため補足しておくと、「上記に当てはまっている人であれば必ず、ミスばかりする人である」というわけではない。

ミスばかりする人は、上記のうちいくつかに当てはまっていることが多い」ということである。

 

【原因・理由】仕事でミスばかりしてしまうのはなぜなのか?

仕事でミスばかりしてしまうことには、原因(理由)がある。

その理由によって対策も異なるため、原因に精通しておくことは重要だ。

 

早速だが、仕事でミスばかりしてしまう原因(理由)について、大きく分類すると以下の5つである。

  1. 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  2. モチベーションが落ちたまま仕事をしている
  3. 過労やうつの状態になっている
  4. 人間関係が悪い
  5. 元来そそっかしい(慌て者である)

 

それぞれ簡単に解説していく。

 

【1】向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている

仕事でミスばかりしてしまう原因が、自分ではなく「仕事そのもの」にある場合もある。

向いていない仕事、始めたばかりで慣れていない仕事、難しすぎる仕事、こういった仕事は全てミスにつながりやすい。

 

齋藤
ミスばかりする人の中には、「自分のせい」もしくは逆に「自分は悪くない(けれでも原因は分からない)」で思考が止まってしまう人がいます。
原因は自分なのか、他人なのか、仕事そのものなのか、きちんと切り分けることで、対策が可能になります。

 

【2】モチベーションが落ちたまま仕事をしている

集中力が落ちると、ミスが増えるのは直観的に分かり易いだろう。

そして、人間の集中力は、モチベーションに強く影響されると言われている。

 

簡単に言えば、やる気がないときには、ミスをしやすいということである。

 

【3】過労やうつの状態になっている

過労によって集中力が落ち、その結果としてミスばかりになってしまっていることもある。

 

また、労災基準にもみられるように、過労とうつには強い関係がある。

過労からうつになり、集中力や判断力が低下し、その結果としてミスばかりを繰り返す例は多い。

 

齋藤
逆に、うつになったことで集中力や判断力が低下し、その結果として作業効率が落ちて長時間労働・過労になるというパターンもあります。
いずれにせよ、長時間労働やうつ病・適応障害等によりミスしやすくなることは間違いありません。

 

【4】人間関係が悪い

人間関係が悪いことによって、ミスばかりになることもある。

その因果関係には、以下の2パターンがある。

 

  • 人間関係が悪い相手から、ちょっとしたミスでも指摘されやすくなる
  • 人間関係という職場環境が悪いことにより、業務に集中できず、作業効率が落ち、ミスをする確率が上がる

 

特に、上司との人間関係が良くない場合には、「ミスばかりの人」というレッテルを貼られてしまうこともある。

そうなると、周囲の同僚もあなたのミスに気づきやすくなる。人間の脳は、知識として知っていることの裏付けを無意識のうちに探すものだからである。

 

齋藤
自分では「仕事でミスばかり」と思っていたとしても、実際には大したミスをしていない場合があります。
周囲との関係が悪いことにより、上司や同僚から「あら捜し」をされてしまっている場合もあるのです。

 

【5】元来そそっかしい(慌て者である)

ここまで「仕事のせい」「自分の一時的な状態のせい」「周囲のせい」である場合について説明してきた。

これ以外に、「自分自身が、常にミスしやすいタイプ」という場合もある。

 

最初からこれを疑う必要はないが、このケースに当てはまる場合には、ミスをしないための工夫が必要となる。

 

齋藤
理由・原因はここまでです。
本項でご紹介した①~⑤の全ての理由に対する対策について、次項で解説していきます。

 

【対策】仕事でミスばかりの状態を脱する8つの方法

仕事でミスばかりとなっている理由にもよるのだが、対処法は大きく分けて以下の8つである。

  1. ミスを記録し、自分用のマニュアルを作る
  2. 同僚に成果物のダブルチェックをしてもらう
  3. 専門性を深める
  4. ミスをしない人と自身との違いを分析する
  5. 我慢して様子を見る
  6. 異動する
  7. 休みをとる・休職する
  8. 転職する

 

それぞれ簡単に解説していく。

 

齋藤
それぞれの対処法が、「仕事でミスばかりとなっている原因」のうちのどれを解決できるのかについても書いていきます。

 

【1】ミスを記録し、自分用のマニュアルを作る

まず、ミスばかりの理由を自力で探ってみるという方法がある。

ある意味、王道だと言えるだろう。

 

自身がどのような場面でミスしているのかを分析するとともに、ミスしやすい場面でどうすればよかったのか、考えておく。

場合によっては、自分用のマニュアルを自分のためだけに作ってみることも有効である。

 

その場での即興や創意工夫、アレンジが必要な職種・業務では難しいが、作業・ルーティーンや新しい業務でミスを繰り返している場合には有効だ。

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  • 元来そそっかしい(慌て者である)

 

【2】同僚に成果物のダブルチェックをしてもらう

職種にもよるが、ダブルチェックはミスを防ぐ基本である。

自分の成果物のミスを自分で気づくのは難しい。認知の問題であることもあるし、知識不足によって指摘されてもミスだと気づかない場合もある。

 

いずれにせよ、自分以外の他者に成果物をチェックしてもらうのはミス削減に大いに貢献する。

事務職(コーポレートスタッフ)だとやりやすいが、エンジニアや営業職等でも、ダブルチェックが可能な部分はあるだろう。

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  • 元来そそっかしい(慌て者である)

 

【3】専門性を深める

新しい仕事や、非常に難しい仕事をしている際、ミスは多発する。

そういった場合には、率直に言ってまだスキルが足りていない場合が多い。

 

正攻法中の正攻法ではあるが、専門性を深めることもミスを防ぐための有効な手段である。

 

先ほどのダブルチェックとは異なり、職種や業種によらず有効なのがこの方法の利点である。

営業であればセールストークの練習(営業のプロである外資系生保等ではよくやっている)、事務職であればExcel/PowerPointのスキルアップ等、不足したスキルに応じて研鑽を積むことになる。

 

齋藤
習熟度が高い業務では、ミスは自然と減ります。
習熟しているのにミスばかりだとしたら、過労やうつを疑ってみてもいいかもしれません。

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている

 

【4】ミスをしない人と自身との違いを分析する

どの職場にも、ミスをほとんどしない人もいれば、ミスばかりの人もいる。

 

ミスをしない人を良く見て、自分との違いを明らかにしようと試みるというのも一つの手だ。

この方法は、自分がどの理由(原因)でミスばかりになってしまっているのか、分からない場合の「原因特定」に役立つ。

 

一例ではあるが、ミスをしない人に以下のような特徴があれば、ミスの原因・理由が推測しやすくなる。

  1. この業務に非常に慣れている
  2. モチベーションが高い
  3. 心身ともに健康である
  4. 人間関係が良く、協力者が多い
  5. 元来落ち着いている

 

  • (ある特定の原因に対する対処としてではなく、どの原因でミスをしてしまっているのかの特定に役立つ)

 

【5】我慢して様子を見る

転職や異動等で「習熟度が低い」「新しい環境に戸惑っている」等がミスにつながっているのであれば、一定の期間我慢することも有効である。

また、「上司と合わない場合」かつ「上司が異動する時期が大体分かっている場合」も我慢によって打開できる可能性がある。

 

さらに、モチベーションには波があるので、これが原因・理由である場合も時間経過で良くなることがある。

我慢しすぎて自身が病んでしまっては本末転倒だが、耐えられそうな範囲で我慢するのも、原因・理由によっては有効な手段となる。

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  • モチベーションが落ちたまま仕事をしている
  • 人間関係が悪い

 

【6】異動する

職場における諸問題の解決策として「転職」を選ぶ人は多い。

転職業界が利益のために転職を強く勧めている影響もあると思うのだが、これはよくない。

 

【転職はハイリスク】人事プロが教える、転職より前に検討すべき3つの選択肢」に記載したとおり、異動は、転職と同じくらい多くの問題を、転職より低いリスクで解決できる可能性がある方法である。

 

異動では仕事が変わるし、モチベーションも一新されることが多い。

過労につながる長時間労働もなくなる可能性があるし、人間関係も一新される。

 

齋藤
転職までする覚悟があるのであれば、転職の前に異動について人事や上司と相談することは有益です。
(専門性や会社の規模によっては、難しいこともあります)

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  • モチベーションが落ちたまま仕事をしている
  • 過労やうつの状態になっている
  • 人間関係が悪い

 

【7】休みをとる・休職する

長時間労働や心身の疲労がミスの原因であるときには、休みをとることが大切である。

 

今も昔も、日本人は基本的に働きすぎである。モチベーションの回復にも休養は必須だ。

心身に限界が来ている場合には、多少の休みではなく思い切って休職してみることがキャリアにとってベストな選択肢である場合もある。

 

なお「休職したらキャリアは終わり」と思っている方も多いが、そんなことは全くない。

休職中の転職も可能なので、検討してみる価値はある。

>>休職中の転職活動に必要な全知識|伝えるべき?バレる?バレた時の対処法は?

 

  • モチベーションが落ちたまま仕事をしている
  • 過労やうつの状態になっている

 

【8】転職する

最後の方法が、転職である。

すでに述べた通り転職にはリスクがあるが、ほぼ全ての「ミスばかりとなっている理由」を解決しうる手段であることも間違いない。

 

転職については本サイト「人事参謀」のメインコンテンツであり、多数の記事を書いている。

その中でも、最も有用な記事はおそらく以下であろう。

>>転職がめんどくさいという方へ。ダラダラ転職のススメ。

 

齋藤
多くの転職情報サイトでは「おすすめ転職エージェント」ばかりを紹介していますが、多くの転職志望者は「転職した方がいいのかなあ」という、より手前の部分から迷っているものです。
その場合、上記の記事で紹介している「ダラダラ転職」がおすすめです。

 

すでに転職を決めているのであれば、以下の記事を読んでおいてほしい。

>>転職エージェントの選び方の教科書|出会い方、絞り込み方、付き合い方まで

 

  • 向いていない/慣れていない/難しすぎる仕事をしている
  • モチベーションが落ちたまま仕事をしている
  • 過労やうつの状態になっている
  • 人間関係が悪い

 

まとめ

仕事でミスばかりする理由は人によって異なり、多様である。

しっかりと自身のミスの原因を見極め、その原因に応じた対処をすることが重要だ。

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