転職エージェント 嘘つき

転職エージェントが嘘つき!その理由と対処法を人事プロが解説

悩めるビジネスウーマン
担当の転職エージェントが嘘つきでした。
転職エージェントから聞いていた年収と、企業からオファーされた年収が全く違いました。
転職エージェントはなぜ嘘をつくのでしょうか?
転職エージェントが嘘つきであった場合の理由と対処法について教えてください。

 

今回のテーマは「転職エージェントが嘘つきであった場合の理由と対処法」である。

結論から申し上げると「転職エージェントが嘘をつく理由はいくつかある。本記事では理由だけでなく、よくある嘘の内容やその対処法についても網羅的に解説していく」という内容になっている。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事・転職のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、机上の空論を一切除いて本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 4回の転職を経て、30代前半で東証一部上場企業(現・東証プライム上場企業)の人事執行役員/年収1,800万に至った経験
  • 難関企業における勤務経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、戦略コンサル)
  • 人事面接官として多数の候補者の面接を行った経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェントや転職サイトを活用し、採用を実施した経験

 

この記事を読むことで、転職エージェントが嘘をつく理由が分かり、嘘に対する適切な対処をとることで自身へのダメージを避けることが出来るようになるだろう。

 

結論

まず本記事の結論を記載しておく。

箇条書きで記載しているため、詳細は本文中で確認していただきたい。

 

転職エージェントの嘘の内容は、以下の通りである。

  1. 希望的観測を話す
  2. 労働条件に関する嘘
  3. 社風や組織体制に関する嘘
  4. 企業とのコミュニケーションに関する嘘

 

転職エージェントが嘘をつく理由は、以下の通りである。

  1. 金に目が眩んでいる
  2. 企業が嘘をついている
  3. 確認が面倒なので推測で話している
  4. 仕事ができないエージェントである
  5. 自己防衛をしている

 

噓つきの転職エージェントへの対処法は、以下の通りである。

  1. 嘘つきとは付き合わず、信頼出来るエージェントを探す
  2. 転職エージェントの話は割り引いて聞く
  3. 複数の転職エージェントと付き合う
  4. 迷ったら転職しないことにする

 

転職エージェントの嘘の内容

転職エージェントの嘘の内容は、以下の通りである。

  1. 希望的観測を話す
  2. 労働条件に関する嘘
  3. 社風や組織体制に関する嘘
  4. 企業とのコミュニケーションに関する嘘

 

上記の内容について、それぞれ解説していく。

 

希望的観測を話す

おそらく最も多い嘘がこれである。

純然たる嘘というよりも、エージェント自身が持つ希望的観測を話してしまい、それが外れて結果的に嘘になってしまう場合である。

 

労働条件に関する嘘

労働条件に関する嘘は致命的であるが、実態としてはこれも多い。

年収や働き方(リモートワークの頻度等も含め)、有給休暇の日数や役職等に関して、嘘をつくエージェントもいる。

 

労働条件は、転職理由の中でも多くを占める重要な項目であるため、この嘘は致命的なものとなり得る。

 

社風や組織体制に関する嘘

社風や組織体制に関する嘘というのもよく見られる。

自由闊達な社風と聞いていたのに体育会系でトップダウンだったり、フラットな組織と聞いていたのに階層が多く硬直した組織だったりすることがある。

 

社風や組織体制が全く合わないと短期離職にもつながるため、この嘘もかなり危険な嘘である。

>>人がどんどん辞めていく会社にありがちな「7つの社風」とは

 

企業とのコミュニケーションに関する嘘

企業とのコミュニケーションに関する嘘というものも存在する。

「企業に確認済みです」とエージェントが言っていたにもかかわらず、実際には確認していなかった、ということはかなり多い。

 

転職エージェントが嘘をつく理由

転職エージェントは、なぜこのような嘘をつくのであろうか。

転職エージェントが嘘をつく理由は、以下の通りである。

  1. 金に目が眩んでいる
  2. 企業が嘘をついている
  3. 確認が面倒なので推測で話している
  4. 仕事ができないエージェントである
  5. 自己防衛をしている

 

上記の理由について、それぞれ解説していく。

 

金に目が眩んでいる

おそらく最も多い理由がこれである。

転職エージェントは、求職者(あなた)が転職すればあなたの年収の3割を企業から手数料として受け取ることが出来る。

 

あなたの年収が500万円であれば150万円程度、年収が1,000万円であれば300万円程度が一気に手に入るのである。

数百万円単位のお金に目がくらみ、どうにか転職させようと希望的観測を話したり、労働条件や社風に関する嘘をついたりするエージェントは後を絶たない。

 

企業が嘘をついている

転職エージェントではなく、企業が嘘をついているという場合もある。

入社してみると社風や組織体制、前任者の退職理由等が聞いていたのと違うという場合があるが、これは「エージェントも聞いていなかった」場合も多い。

 

転職エージェントは所詮外部の人間なので、社内のドロドロとした事情まで分かるとは限らない。

この点について企業の人事がごまかしたり嘘をついたりしていた場合、その嘘が転職エージェント経由であなたに伝わっていただけ、という可能性もある。

 

確認が面倒なので推測で話している

転職エージェントがあなたから何か質問を受けた際、企業にわざわざ確認することを面倒だと感じた結果、推測で話してしまうことがある。

 

その推測が合っていれば問題はないが、結果的に間違っていた場合、あなたは嘘をつかれたと感じることだろう。

これは割と優秀なエージェントであっても起こりうるケースである。

 

仕事ができないエージェントである

仕事ができないエージェントは、嘘をつきがちである。

段取りが悪いため企業側への情報確認が不足していることが多い上に、コミュニケーション能力の不足により曖昧な情報を断定的に求職者に伝えてしまう場合もある。

 

無能なエージェントが担当者である場合、本人には嘘をつく気もないし、確認を面倒くさがる気持ちもないのに結果的に嘘になっていることがあり得る。

 

自己防衛をしている

自己防衛のためにエージェントが嘘をついているケースもある。

求職者から企業への確認を求められていたにも関わらず忘れていた場合に、求職者に咎められるのを恐れて「確認済み」と嘘をついてしまうようなケースである。

 

噓つきの転職エージェントへの対処法

噓つきの転職エージェントへの対処法は、以下の通りである。

  1. 嘘つきとは付き合わず、信頼出来るエージェントを探す
  2. 転職エージェントの話は割り引いて聞く
  3. 複数の転職エージェントと付き合う
  4. 迷ったら転職しないことにする

 

上記の対処法について、それぞれ解説していく。

 

嘘つきとは付き合わず、信頼出来るエージェントを探す

まず大前提として、転職エージェントは転職活動のパートナーである。

嘘つきをパートナーにはできないので、嘘をついたと判明したエージェントとは縁を切るべきである。

 

齋藤
転職エージェントはたくさんいますので、わざわざ嘘つきと付き合う必要はありません。

 

そして、新たに信頼できるエージェントを探すべきである。

良い転職エージェントの探し方や選び方については、以下の記事を参考にしてほしい。

>>転職エージェントの選び方の教科書|出会い方、絞り込み方、付き合い方まで

 

転職エージェントの話は割り引いて聞く

転職における年収アップという面では、あなたと転職エージェントの利害は一致している。

あなたからすれば年収が上がり、転職エージェントからすれば手数料が上がるからである。

>>転職エージェントで年収アップをするための全てを人事プロが解説

 

一方で、転職するか否かの意思決定という面では、あなたと転職エージェントの利害は一致していない

転職エージェントからすると、ブラック企業であっても入社さえしてくれればお金がもらえるからである。この場合、あなたと転職エージェントの間には利益相反があるといえる。

 

転職するか否かの意思決定においては、転職エージェントの話は割り引いて考えるべきである。

自分が紹介した内定先に関して、転職エージェントは良い話しかしない可能性が高い。転職口コミサイト(OpenWork等)を使って、内定した企業の評判は自分で調べた方が良い。

 

複数の転職エージェントと付き合う

複数の転職エージェントと付き合うことでセカンドオピニオンを得るということも重要である。

あなたがあるポジションに内定した場合、それを紹介した転職エージェントは(手数料を得るために)必死でそこに入社させようとするはずである。

 

ここでは、別の転職エージェントに相談してみるという手がある。

別のエージェントであれば、あなたがその会社に入社しようがしまいがお金は入ってこないので、比較的冷静な意見をくれることが多い。

 

迷ったら転職しないことにする

最後に、迷ったら転職しないことである。

以下の記事にも書いたのだが、転職するほどの決め手に欠ける場合には転職しない方が良い。

>>転職が決断できない!その理由と決断のポイントを人事プロが解説

 

言うまでもなく、転職にはリスクがある。

そのリスクを受け入れてでも転職したいという好条件でなければ、そもそも転職すべきではない。転職しない勇気も時には必要である。

 

まとめ

転職エージェントが嘘つきだと判明した場合、そのエージェントと付き合うのはすぐにやめるべきである。

 

転職エージェントは転職活動のパートナーなので、信頼できることが何よりも重要である。

嘘つきのエージェントを切った上で、信頼できる転職エージェントを新たに探し始めるのが良いだろう。

 

転職サイトや転職エージェントは無数にあるが、それらを紹介するランキングやおすすめサイトの信憑性は低く、どのサイトに登録すべきか悩む方は多い。

迷ったら、年代でも性別でもなく、シンプルに年収で決めるのがおすすめである。

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JACリクルートメントは、筆者が最も信頼している転職エージェントである。転職エージェントとしては日本最大の売上高を誇り、求人の多さ、エージェントの質ともにダントツである。

ただしJACはハイクラス・ミドルクラス向けのため、そのスペックをフル活用するには年収800万円程度が必要だ。

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