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転職サイト 登録 注意

転職サイトへの登録で注意すべきポイント6つを人事プロが解説

悩めるビジネスウーマン
現在、初めての転職活動を開始しようとしています。
まずは転職サイトへの登録を考えていますが、失敗したくありません。
転職サイトへの登録で注意すべきポイントを教えていただけますでしょうか?

 

今回のテーマは「転職サイトへの登録で注意すべきポイント」である。

結論から申し上げると「転職サイトへの登録で注意すべきポイントは、登録前の注意点・登録後の注意点を合わせて6つほどあるので、本文中でそれぞれ解説していく」という内容になっている。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事・転職のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、机上の空論を一切除いて本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 4回の転職を経て、30代前半で東証一部上場企業(現・東証プライム上場企業)の人事執行役員/年収1,800万に至った経験
  • 難関企業における勤務経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、戦略コンサル)
  • 人事面接官として多数の候補者の面接を行った経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェントや転職サイトを活用し、採用を実施した経験

 

この記事を読むことで転職サイトへの登録前および登録後に注意すべきポイントを網羅的に知ることができ、最高の状態で転職活動をスタートできるようになるだろう。

 

結論

まず本記事の結論を記載しておく。

箇条書きで記載しているため、詳細は本文中で確認していただきたい。

 

転職サイトへの登録で注意すべきポイントは、以下の通りである。

  1. まずは無料の転職サイトに登録する
  2. 穴場を探さずに知名度の高い転職サイトに登録する
  3. 自分の年収や属性に合った転職サイトに登録する
  4. 1つだけではなく複数の転職サイトに登録する
  5. 職務経歴書等のプロフィールまで一気に入力する
  6. 現在の勤務先を登録して勤務先からの身バレを防止する

 

齋藤
①~④が転職サイトへの登録前の注意点、⑤~⑥が登録後の注意点になります。

 

転職サイトへの登録で注意すべきポイント

本項では、転職サイトへの登録で注意すべきポイントについてそれぞれ解説していく。

 

まずは無料の転職サイトに登録する

ほとんどの転職サイトは無料で利用できるのだが、中には有料のサイトもある。

有料の転職サイトの方が質が良いのではないかと思い、最初から有料の転職サイトを使う人もいるが、これはやめた方が良い

 

そもそも転職サイトは、企業から求人の掲載料を徴収するビジネスモデルで成り立っている。

求職者(転職活動中の方)にとっては無料であるのが当然であって、無料だから質が悪いということは一切ない業界なのである。

 

有料の転職サイト、すなわちビズリーチにも利用価値は大いにあるのだが、ベンチャー志望者等の一部を除き、最初は無料サイトで十分である。

>>ベンチャー企業への転職の教科書|気を付けるべき点と成功のポイント

 

穴場を探さずに知名度の高い転職サイトに登録する

転職は、ある意味で競争である。

よって、競争率の低い穴場の転職サイトを探そうとする求職者は多い。

 

しかし多くの場合、この選択は間違いである。

あまり知られていない転職サイトには求人掲載数が少なく、自分に合った求人が少ないからである。

 

齋藤
逆に、大手の転職サイトでは求人掲載数が多いため、自分に合った求人も多数見つかる可能性が高いです。

 

転職活動では、まずは知名度が高い大手の転職サイト、例えばリクナビNEXTやJACリクルートメントに登録するのが正解である。

大手転職サイトにある求人は膨大なので、多数の登録者がいたとしても競争率が上がるということはない。

 

転職活動では、大手の転職サイト・転職エージェントに多数登録し、自分が応募することのできる求人数を増やしていくことが成功の秘訣である。

 

自分の年収や属性に合った転職サイトに登録する

転職サイトには、得意・不得意がある。

 

例えば、JACリクルートメントは大手日系企業や外資系企業に強い、非常に良い転職エージェントだが、ベンチャー企業の求人は少ない。

逆に、ビズリーチにはベンチャー企業の求人やベンチャー企業専門の転職エージェントが多い。

 

転職サイトへの登録においては、上記のようなサイトごとの特徴を理解して登録することが重要である。

>>おすすめ転職サイト・エージェント|プロ厳選の比較ランキング

 

また、転職サイトが得意とする年収レンジを考慮することも重要である。

例えばリクナビNEXTは非常に良いサイトだが、年収1,000万を超えてくると、応募できる求人がほとんどなくなってくる。

逆に転職エージェントでは、年収が400万円以下の方はあまり相手にされないことが多い。

 

よって、年収300万円の人が転職エージェントばかりに10社登録したとしても、転職活動がうまくいく可能性は低い。

こういった方は転職エージェントではなく、求人掲載型の転職サイト(リクナビNEXT等)を利用するのが良い。

>>転職エージェントの選び方の教科書|出会い方、絞り込み方、付き合い方まで

 

1つだけではなく複数の転職サイトに登録する

転職活動を始めたばかりの人が陥りがちな失敗パターンが一つある。

それは、どの転職サイトを使うべきか悩んだ挙句、一つの転職サイトのみに登録してそのサイトだけで転職活動をすることである。

 

齋藤
1つのサイト・エージェントを使っての転職活動は、上手く行かないことが多いです。

 

全ての転職サイトに掲載されている求人はない

つまり、一つの転職サイトを使っているだけでは「自分の希望条件には合っているのに取りこぼす求人」がどうしても出てきてしまうのである。

 

これを防ぐシンプルな対策は、一つの転職サイトだけではなく複数サイトに登録することである。

 

齋藤
新卒時の就職活動であれば、リクナビもしくはマイナビの1つだけでも何とかなったかもしれませんが、転職活動は違います。

 

転職サイトや転職エージェントは無数にあり、それぞれが非公開求人独占求人を抱えている。

あなたに合った求人、あなたの第一志望になり得る求人を一つでも多く見つけるためには、複数サイトや複数エージェントの利用は必須である。

 

職務経歴書等のプロフィールまで一気に入力する

初心者がやってしまいがちなミスの一つは、転職サイトに名前やメールアドレス等の基本情報を登録しただけで満足してしまうというものである。

 

筆者は転職サイトに登録だけして放置し、良い求人や良いエージェントが集まるのを待つ「ゆるゆる転職」を推奨している。

しかしながら、このゆるゆる転職でさえ、職務経歴書等のプロフィールの入力は必須である。

>>転職がめんどくさいという方へ。ゆるゆる転職のススメ。

 

この理由はプロフィールの入力が済んでいないと、経歴がわからないため求人案件の紹介やスカウトのしようがないからである。

さらに、転職活動のやる気がないようにも見えてしまうので、二重の意味でマイナスなのである。

 

齋藤
転職サイトに登録したら、すぐに職務経歴書等のプロフィールまで入力しておくことが重要です。

 

現在の勤務先を登録して勤務先からの身バレを防止する

転職活動をしていることが現在の勤務先にバレてしまうことを気にする人は多い。

>>転職活動がバレるパターンはこれ!バレた時の対処法までプロが解説

 

結論から言うと、勤務先に転職活動がバレる可能性は非常に低いものの、ゼロではない

転職活動がバレてしまうパターンの1つが、転職サイト上で現在の勤務先を登録していなかったというものである。

 

転職サイトには、転職活動していることが現在の勤務先(の人事)に分からないようにする機能がある。

例えば筆者がソニー株式会社に勤めているのであれば、以下のような簡単なプロセスを踏むことで、転職活動がバレることを防止できる。

  1. 現在の勤務先をソニー株式会社にしておく
  2. 「現在の勤務先からは検索できないようにする」にチェックを入れる(※ サイトによって機能や文言は異なる)

 

たったこれだけで、ソニーの人事からはあなたの経歴等の全ての情報が見られなくなる。

 

齋藤
より具体的に言えば、ソニーの採用部があなたに合致した検索条件(例:人事経験3年以上)を入れたとしても、検索にあなたのプロフィールが引っかからなくなります。

 

まとめ

転職サイトへの登録は転職活動の最初の一歩だが、注意すべき点は意外と多い。

とはいえ、今回解説したことに注意していただければ十分であるので、本記事の読者は安心していただきたい。

 

最後に、転職の成功を左右する転職サイトや転職エージェントについても触れておく。

 

転職サイトや転職エージェントは無数にあるが、それらを紹介するランキングやおすすめサイトの信憑性は低く、どのサイトに登録すべきか悩む方は多い。

自身が4度の転職を経て30代前半で年収1,800万を達成した経験も踏まえ、人事と転職のプロとしての結論を記載しておきたい。以下の3つの併用が最適解である。

  • リクナビNEXT ※ 中小企業も含め、日本最大級の公開求人を掲載
  • ビズリーチ ※ ベンチャー企業を中心に、他には掲載していない求人が豊富
  • JACリクルートメント ※ 大企業と外資系企業を中心に、日本最大級の非公開求人を保持

 

理由は、それぞれ「求人掲載型」「企業からのアプローチ型」「非公開求人を豊富に持つエージェント型」の最大手であり、相互に補完し合って最も効率的に多くの求人をカバーできる組み合わせとなっているためである。

 

なお、もし一つだけ選ぶのであれば、筆者自身が何度もお世話になっており、転職エージェントとしての売上高で日本一を誇るJACリクルートメントを推しておく。

 

ただしJACリクルートメントはベンチャー求人には弱いので、ベンチャー企業にも興味がある場合はビズリーチも混ぜておくと転職活動が安定する。

 

また、JACリクルートメントもビズリーチも「ややハイクラス・ミドルクラス向け」であることは事実なので、まだキャリアに自信がない場合はリクナビNEXTから入るのがおすすめだ。こちらは新卒入社直後から使える。

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