面接 結果 遅い

面接結果が遅い場合は80%落ちている!その理由を人事面接官が本音で解説

悩めるビジネスウーマン
面接の結果が来るのが遅いです。面接を受けた日から3週間くらい連絡が来ていません。
今までの経験上、こういう場合には落ちていることが多いのですが、正直に言っていかがでしょうか?
面接結果が遅い場合の理由と対策について、率直に教えてください。

 

今回のテーマは「面接結果が遅い場合の理由と対策」である。

結論から申し上げると「人事経験に基づく本音を言えば、面接の結果連絡が遅い場合には80%程度が落ちている。本記事ではその理由はもちろん、残り20%の理由やどのくらいから遅いと言えるか等についても解説していく」という内容の記事になっている。

 

齋藤
本記事では、主に中途採用の面接において結果連絡が遅い場合について述べています。
一次面接、二次面接から最終面接までの全ての面接選考に対応しています。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 自身の4回の転職経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、コンサルティングファームまで経験)
  • トップティアの外資系戦略コンサルティングファームを含む、数々の難関企業の選考に自身が合格してきた経験
  • 人事マネージャーとして多数の候補者の面接を行った、面接官としての経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェント・転職サイトと契約し、ダイレクトスカウトを含め採用を指揮・実施した経験
  • 転職により、30代前半で東証一部上場企業の人事執行役員/年収1800万に至った経験

 

この記事を読むことで、面接の結果連絡が遅い理由や遅いと言える基準が分かり、必要に応じて結果を待ったり迅速に気持ちを切り替えたりすることが出来るようになるだろう。

 

【前提】面接結果が遅い基準は1週間程度

本記事では面接結果が遅い場合について書いているが、「面接の結果連絡が遅い」という感覚自体に個人差がある。

よって、まずは面接結果が遅いという基準について述べておく。

 

結論から言うと、面接結果が遅いと言えるのは面接終了後から1週間程度が明確に過ぎた時である。

面接官が採用部の担当者に結果を連絡し、採用部の担当者が転職エージェントにそれを伝え、転職エージェントがあなたに結果を通知するまでには、最短で1日、長いと一週間程度かかることも少なくない

 

「面接結果が遅い」と思っていたものの、実はまだ2~3日しか経っていないという人は、まずは落ち着いて待つことである。

 

面接結果が遅い理由5つ

面接結果が遅い理由は、以下の通りである。

  1. 不合格である(サイレントお祈りをされている)
  2. 別の有力候補者の選考を待っている
  3. 他のポジションでの打診の準備をしている
  4. オープンポジションでの内部検討が続いている
  5. 人事担当者と転職エージェントが揃って無能である

 

上記の理由について、それぞれ解説していく。

なお、他の転職情報サイトで挙げられていることがある「最終決定者の承認待ちで遅れている」という理由は、最終面接であれば(採用の決裁承認ということで)あり得なくはないが、実態としてそこまで遅くなることはほぼないので除外した。

 

不合格である(サイレントお祈りをされている)

面接結果が遅い場合にまず考えられるのが、不合格であるという理由である。

 

「サイレントお祈り」とも言われるが、 不合格にした候補者に対して不合格と伝えず放置する会社は、一流企業も含めて意外に多い。

不誠実極まりないと感じるため筆者はやったことがないが、実態としては横行している

 

別の有力候補者の選考を待っている

結果が遅い場合、別の有力な候補者の面接選考が進んでおり、その人と比較されているという可能性がある。

 

当然ながら、企業は別の人の方が良さそうであればその人を採るし、あなたの方が良さそうであればあなたを採る。

また、どちらかが選考辞退した場合の保険という意味でも、すぐに不合格を伝えるということはしていないという状態である。

 

他のポジションでの打診の準備をしている

選考を受けたポジションでは経験面等で不合格となった場合でも、別のポジションであれば合格を出せる可能性がある場合もある。

その可能性を探るためには部署横断で相談することが必要であるため、時間がかかることが多い。

 

齋藤
このケースは、選考を受けたポジションでのマッチング度合いは高くなかったものの、人物としては非常に良かったという場合に起こります。
特に外資系企業等で人の出入りが激しく、同じ職種で何個も募集中のポジションがある場合に起こりやすいです。

 

オープンポジションでの内部検討が続いている

一つ前の項目と近いが、 オープンポジションでの内部検討が続いているということもある。

オープンポジションとは、例えば人事であれば、人事部門内のどこかの部署で採用することは決定している求人だが、具体的にどこなのかは求職者を見て考えるというタイプのものである。

 

人事部門を例にとると、一般的には以下のような配属先があり得る。(※会社によって部署名は異なる)

  • 採用部
  • 労務部
  • 人事企画部
  • 人材開発部
  • HRBP部(○○事業 人事部)

 

面接結果や本人の希望によって、こういった異なる部署のどこにあなたを配属するべきかを検討していることがある。

その想定配属先によって次に担当する面接官が異なるため、調整に時間がかかっている場合には連絡が遅くなる。

 

人事担当者と転職エージェントが揃って無能である

人事担当者(採用部の担当者)と転職エージェントが揃って無能だと、面接結果の連絡はどうしても遅くなる。

すでに述べた通り、面接終了後には以下のようなプロセスで結果が伝えられる。

  1. 面接官が採用部の担当者に結果を連絡する
  2. 採用部の担当者が転職エージェントに結果を伝える
  3. 転職エージェントがあなたに結果を通知する

 

上記のプロセスで言えば、採用部の担当者の仕事が遅かったり、転職エージェントの仕事が遅かったりする場合には、あなたへの通知が遅れることになる。

 

担当者とエージェントの両方が極度に仕事が出来ない場合(失念していた等を含む)、1週間程度遅れることもあり得る。

また、珍しいケースではあるが、面接官の合否判断や合否連絡が遅いという可能性もあるだろう。

 

【人事の本音】面接結果が遅い場合は80%落ちている

前項で述べた面接結果が遅い理由は、可能性としては全てあり得る

ただし、人事としての本音を言うと、面接結果が遅い場合のうち80%は、1つ目の「不合格だから連絡していない」に当てはまるというのが現実である。

 

どんな会社でも、合格になるような良い候補者を逃したくはないと思っている。

よって、面接結果で文句なしの合格となった場合には、遅くとも一週間以内に何らかの連絡が来ているというのが通常のプロセスである。

 

齋藤
とはいえ、他の理由である可能性もあります。可能性があるからこそ、「可能性のある理由」として前項に5つ挙げたわけです。

 

面接結果が遅い場合の対策5つ

最後に、面接結果が遅い場合の対策について述べておく。

不合格である可能性が8割だと言ったが、それ以外の可能性もありうるし、仮に不合格だったとしても今後するべきことはあるのである。

 

面接結果が遅い場合の対策は、以下の通りである。

  1. さらに待つ
  2. 転職エージェントに確認する
  3. 面接対策をする
  4. 持ち駒を追加する
  5. 転職エージェントを替える

 

上記の対策について、それぞれ解説していく。

 

さらに待つ

1週間が明確に過ぎたら面接結果が遅いと言える、と述べた。

ただし、これはあくまで一般論であり、目安でしかない。

 

齋藤
筆者が面接官をしている場合には、次の日には合否連絡が行くはずです。
しかし、そうではない以上、1か月後に合格の連絡が届く確率がゼロであるとは筆者は言えません。

 

不合格の連絡が届いていないのであれば、まずは面接結果を待つというのが正攻法である。

その際、以下の記事に書いた通り、不合格サイン(不合格フラグ)というのは基本的に嘘なので信じなくて良い。

>>転職で「最終面接は落ちない」は嘘!理由と唯一の対策可能ポイントを人事プロが解説

 

以下のようなものが「不合格サイン」「不採用フラグ」であるというのは、すべて嘘なのである。

 

転職エージェントに確認する

待つこと以外の正攻法として、転職エージェントから確認してもらうという手もある。

サイレントお祈りをするため「まだ検討中」と永遠に言い続けるつもりなのか、何らかの社内調整中なのか、担当者の仕事が遅くて連絡が出来ていなかっただけなのか、ともかく何らかの事情が分かるだろう。

 

なお、転職エージェントを介さず企業と直接連絡を取っている場合には、企業の担当者(多くは採用部のスタッフ)に確認することになる。

 

面接対策をする

連絡を待った結果、仮に落ちていたとしても落胆することはない。

面接では(会社や面接官との)相性が非常に重要だからである。相性の悪い企業に入ってしまうと長期的には不幸になる。

>>転職面接における相性とその対策【面接官に嫌われる?】

 

最大のリスクは面接に落ちることではなく、面接に一度落ちたことで転職活動自体をやめてしまうことである。

 

面接であなたが優秀かどうかを正確に計測できているわけではない。あなたの人間性が否定されたわけでもない。

だから、仮に落ちたとしても落胆することなく、相性が良い企業に確実に受かるような面接対策をしておくことが重要である。

もし面接対策に自信がないのであれば、以下の記事群をぜひ参考にしていただきたい。

>>面接・書類選考・適性検査対策

 

持ち駒を追加する

既に述べた通り、面接は相性が重要なので、どんなに優秀な人間でも落ちることはある。

面接対策と合わせて、受ける企業(持ち駒)自体を増やしておくことは、精神の安定に寄与する。

>>プロのおすすめ転職サイト・転職エージェント。この3つだけで転職成功率を2倍に

 

転職エージェントを替える

ここまで書いてきて恐縮だが、実は、優秀なエージェントを使っている場合には、面接結果が遅いと感じることはあまりない

当事者であるあなた以上の当事者意識で、面接の結果がどうだったのか、当日か次の日には確認してくれるからである。

 

齋藤
もちろん、優秀なエージェントでも、全力でサイレントお祈りをしようとする企業からは最後まで「検討中」以外の返事を聞けないことが多いです。
そして困ったことに、そういう企業は意外に多いのです。

 

また、優秀なエージェントは(他の項で述べた)面接対策のアドバイスをくれたり、受ける企業(持ち駒)を増やす手助けをしてくれたりもする。

もしそういった良いエージェントに出会えていないのであれば、以下の記事を参考に付き合う転職エージェントを替えるというのも手である。

>>転職エージェントの選び方の教科書|出会い方、絞り込み方、付き合い方まで

 

まとめ

率直に言ってしまうと、面接結果が遅い場合の多くは不合格となっている場合が多い。

所詮面接は相性だと割り切って、第一志望を絞り込み過ぎず、あなたの希望条件を満たした企業を複数受けていく事がおすすめである。

>>転職で第一志望に落ちた場合の切り替え方・対処方法をプロが解説

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