職場 自分にだけ 冷たい

職場で自分にだけ冷たい人の理由と対策を人事プロが解説

悩めるビジネスウーマン
職場で自分にだけ冷たい人がいます。
まだ転職したてなので、その人とはあまり話したこともないのですが、私にだけ態度が非常に冷たいです。
こういった場合、どのような理由が考えられますか?対策も合わせて教えてください。

 

今回のテーマは「職場で自分にだけ冷たい人の理由と対策」である。

結論から申し上げると「職場で自分にだけ冷たい人がいた場合、基本的に自分側で改善する必要はない。とはいえ、このままの状態は嫌だという人も多いと思うので、改善以外も含めた対策について解説していく」という内容の記事になっている。

 

齋藤
あまりないケースかもしれませんが、職場全体が自分だけに冷たい場合についても言及しています。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事・転職のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、机上の空論を一切除いて本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 4回の転職を経て、30代前半で東証一部上場企業(現・東証プライム上場企業)の人事執行役員/年収1,800万に至った経験
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  • 人事マネージャーとして転職エージェントや転職サイトを活用し、採用を実施した経験

 

この記事を読むことで、職場で自分にだけ冷たい人がいる場合の理由と網羅的な対策が分かり、職場において今よりも気分よく過ごせるようになるだろう。

 

結論

結論から言うと、職場で自分にだけ冷たい人がいた場合、自分の方で何か改善する必要はない

 

日本人は真面目なので、何か悪いことがあると「自分のせいなのでは?」と疑いがちである。

しかしながら、職場で自分にだけ冷たい人がいた場合には、自分が原因であるパターンが少ないのである。

 

結論としては以上なのだが、この結論に至る理由や(そうは言っても関係を改善したい場合の)対策について、続けて記載していく。

 

職場で自分にだけ冷たい場合の理由

職場で自分にだけ冷たい人がいる場合の理由は、大きく分けて以下の3つである。

  1. 相手のせいである場合
  2. 自分のせいである場合
  3. 環境のせいである場合

 

改善する必要はないと書いた理由は、改善の余地があるのが上記のうち「自分のせいである場合(=②)だけ」だからである。

相手や環境のせいである場合には、解決の方法はほとんどない。解決のために涙ぐましい努力をしたとしても、何のプラスにもならないことが多いためおすすめしない。

 

ただし、改善する必要がないというのは、対策する必要がないということとは別である。

対策については次項「職場で自分にだけ冷たい人の対策」にて記載していくので、まずは職場で自分にだけ冷たい人がいる場合の理由について、それぞれ解説していく。

 

相手のせいである場合

職場で自分にだけ冷たい人がいる場合、人事としての経験上、ほとんどが相手のせいである。

 

人間が人間を嫌う理由というのは、恐ろしいほどに千差万別である。

あなたが左利きだから嫌いなのかもしれないし、あなたの顔が嫌いなのかもしれない。話し方や声、または仕事が出来過ぎることが嫌いなのかもしれない。

 

これは誇張でも何でもなく、他人の好き嫌いを気にしていたら生きていけない

職場には色々な人がおり、普通に過ごしているだけで勝手に好かれることもあれば、勝手に嫌われることもある。

 

齋藤
誰とでも仲良くしようという思想自体が、実現不可能なのです。
「誰とでも仲良くしようという良い子ちゃんであること」自体が嫌いな人もいます。

 

冷たく接してくる人間があなたにとって実害をもたらすことをしてこない限り、お互いに最大限関わらないようにするというのが賢明である。

その方法については、本記事の中で後ほど述べていく。

 

自分のせいである場合

唯一改善する価値があるのが、この場合である。

誰かが自分にだけ冷たい理由が、自分のせいである場合もある。

 

例えば自分が仕事で迷惑をかけているとか、自分のつけている香水が強すぎて嫌われているとか、社会通念上「確かに迷惑だな」という行為をしてしまっている場合には自分のせいである。

 

ただし、おそらくあなたがこの項目に該当している可能性は低い

 

各種の検索でこの記事に辿り着くような方は、自分のせいである場合には気づくはずだからである。

職場で自分にだけ冷たい人がいる理由を調べているとしたら、そうした「明らかに自業自得な理由」はすでに想定して除外済みのはずである。

 

齋藤
「自分のせいかも?」と仮定して考えてみたものの、分からなかったからこの記事にたどり着いた、という方が多いでしょう。

 

環境のせいである場合

相手のせいに近い概念だが、環境のせいである場合もある。

 

環境とは、ここでは経緯立場仕事等のことである。

例えば、あなたに冷たい人はあなたの前任者が好きで、その経緯により、その人とは違うやり方をするあなたがどうしても好きになれないのかもしれない。

 

また、冷たくしてくる人とあなたは担当する仕事の関係上、摩擦が避けられないのかもしれない。

最も分かりやすい例でいうと、どんな会社でも営業部門と開発部門は対立しがちである。部門間ではなく、どんなに小さなチームの中でも、こういった関係が生まれることはある。

 

チームの中で、「あなた」と「冷たくしてくる人」の二者だけが仕事上関わりがない、と言う環境もあるかもしれない。

いずれにしろ、環境要因は上司でもない限り解決のしようがないことが多い

 

職場で自分にだけ冷たい人の対策

職場で自分にだけ冷たい人に対する対策は、以下の通りである。

  1. 本人に注意する
  2. 別の人間から原因を確認してもらい、必要に応じて改善する
  3. 上司や人事に言う
  4. 周囲との結びつきを強めて圧力をかける
  5. 異動する・転職する

 

上記の対策について、それぞれ解説していく。

 

本人に注意する

無駄だと思っている人も多いと思うが、念のため書いておく。

本人に対して注意するのは最初の一歩としてとっておくべき手段である。

 

他の対策を実施する際(例えば上司に相談した際)に、「本人には言ってみたのか」と言われることは多い。

その下準備としても、なぜ冷たいのか理由を本人に聞いてみる、場合によっては注意してみるということを一度挟んでおいた方が良いだろう。

 

齋藤
今後を考えて、一度は「私、何かしましたか」と聞いてみても良いでしょう。

 

本人に注意してすぐに解決するようなことであれば、最初から悩んでいないかもしれない。

しかしながら、本人に全く悪気がなかったり、新参者のあなたに人見知りだけで冷たくしていた場合には、これだけで解決することもある。

 

別の人間から原因を確認してもらい、必要に応じて改善する

別の人間から冷たい原因を確認してもらうのが、本記事で扱うケースにおける最も王道の第一歩だと思う。

 

自分以外の全員に冷たい人間はどうしようもないが、自分にだけ冷たいのであれば、何かしらの原因があるのだろう。

他の人間には冷たくないはずなので、他の人間から確認してもらうことは出来るはずである。

 

冷たくしてくる人と話をしている人の中で、あなたと最も仲の良い人を一人選ぼう。

その人に相談し、その人経由で冷たくしてくる本人に理由を確認してもらうのである。

 

聞いてみた結果、確かに自分が悪いと思うような原因が見つかったのであれば、必要に応じて改善しよう。

 

齋藤
ただし多くの場合には、そんなつもりはなかった等と言い訳をされ、理由は分からずじまいになるはずです。

 

この際、理由が分からなくても慌てないことである。

この出来事(=同僚からの確認)の後でもあからさまに冷たくするというのは、仲介してもらった同僚の目もあるので、相手にとっても難しくなってくるからである。

 

真の原因が分かることは少ないが、聞いてみること自体に多かれ少なかれ効果がある。

 

上司や人事に言う

職場で自分にだけ冷たい人が、環境要因によって冷たくしているということもあり得る。

この環境要因は自分では解決できないが、上司人事であれば解決出来ることがある。

 

また、理不尽な理由であなたに冷たくしている場合には、それだけで上司や人事が介入する理由になる。

その人があなたに冷たくしていることが、何らかの形で業務の支障に繋がっているのであれば、なおさらである。

 

上司や人事から注意されたことで、その人が(少なくとも表面上は)冷たくしてこなくなることは十分に考えられる。

冷たく接されること以外に実害がある場合には、とっておくべき手段だと言える。

 

齋藤
あまりないケースかもしれませんが、ある特定の個人ではなく、職場全体が自分に冷たいという場合には、この「人事に言う」か「異動する・転職する」しかありません。

 

周囲との結びつきを強めて圧力をかける

冷たくしてくる人の(あなたへの)対応が異常なものであったり、業務に支障が出ている場合には、周囲の同情を集めることが出来るはずである。

その場合には、周囲との結びつきを強めて圧力をかけるという方法が考えられる。

 

誰かに対してのみ冷たくする、というのは大人のいじめだとも言える。

小学校や中学校ではそうでなかったかもしれないが、大人の社会では「いじめは悪いことである」という共通認識があるはずである。

 

齋藤
もしそういった共通理解がない会社にいるとしたら、その会社自体がブラック企業なので辞めた方が良いでしょう。

>>今すぐ辞めた方がいい会社の5つのパターンとその辞め方【プロが伝授】

 

いじめのターゲットになっている場合には、孤立してはいけない。

相手に加害者のレッテルを張ることが出来れば、場合によってはハラスメント懲戒処分、そこまで行かずとも人間関係事由での異動をさせられる可能性が高まる。

 

異動する・転職する

本記事で説明した他の選択肢では解決が難しい、という場合には、その職場を去ることになる。

 

職場を去るというと、ほとんどのビジネスパーソンは転職を考えてしまう。

しかしながら、以下の記事に書いた通り転職はハイリスクなので、まずは異動での脱出を考えてみよう。

>>【転職はハイリスク】人事プロが教える、転職より前に検討すべき3つの選択肢

 

人事からすると、人間関係が原因で退職が起こることは単純に損失なので、異動に応じてくれる可能性はある。

上司からしても、人間関係のマネジメントが出来ていない責任が問われる可能性があるので、退職も覚悟した上での異動の相談であればかなりの威力を発揮するはずである。

 

もちろん、制度上、職種上、またはその職場に入ってからの期間等の関係で、異動が難しいという場合もあるだろう。

その場合には転職することとなる。

 

転職にはリスクがあるものの、自分自身で強制的に会社や同僚、上司を取り替えられるという強力なメリットがある。

本サイトで紹介する戦略とテクニックを元に転職をしていただければ失敗することは少ないであろうし、失敗したとしても挽回策がある。

>>転職・キャリアの戦略とテクニック

 

まとめ

本文中で何度も申し上げたが、職場で自分にだけ冷たい人がいる場合、あなたの方で改善すべきことは特にない。

多くの場合には、相手のせいか、環境のせいだからである。

 

とは言え、何の責任もないのに冷たくされ続ける筋合いもない。本記事で述べた解決策を用いて、解決に取り組んでほしい。

 

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