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未経験 転職 おすすめ 20 代

20代の未経験転職でのおすすめ職種とおすすめの会社をプロが解説

悩めるビジネスパーソン

20代の会社員です。
現在の仕事が嫌で嫌で仕方ないため、未経験での転職を考えています。
単刀直入に伺いますが、20代の未経験転職でおすすめする職種やおすすめの会社などはありますか?

 

今回のテーマは「20代の未経験転職でおすすめする職種やおすすめの会社」である。

結論から申し上げると「20代の未経験転職においてプロとしておすすめする職種や会社の方向性は大きく分けて3つある。具体的な職種名や会社名も含め、記事中で解説していく」という内容になっている。

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事・転職のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、机上の空論を一切除いて本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 4回の転職を経て、30代前半で東証一部上場企業(現・東証プライム上場企業)の人事執行役員/年収1,800万に至った経験
  • 難関企業における勤務経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、戦略コンサル)
  • 人事面接官として多数の候補者の面接を行った経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェントや転職サイトを活用し、採用を実施した経験

 

この記事を読むことで、20代で未経験転職に挑戦する際のおすすめ職種・会社が分かり、迷いなく、自信をもって次のキャリアに踏み出せるようになるだろう。

 

結論

まず本記事の結論を記載しておく。

箇条書きで記載しているため、詳細は本文中で確認していただきたい。

 

20代の未経験転職においてプロがおすすめする職種および会社は、以下の3つである。

  • やりたい職種、少なくとも興味のある職種を狙う
  • 需要が増えていく職種を狙う
  • 入りやすい会社を狙う

 

齋藤
本記事では、上記それぞれの方向性について、職種名・会社名まで踏み込んで具体的に解説していきます。

 

20代の未経験転職でのおすすめ職種・会社における方向性3つ

20代の未経験転職でのおすすめ職種・会社を考える際には、大きく言って3つの方向性がある。

それは、①楽しめて続く仕事、②これから年収が上がる仕事、③未経験での転職がしやすい仕事、という3つである。

 

この3つの条件のいずれかを含む職種・会社を考えると、20代の未経験転職におけるおすすめ(=狙い目)は以下の3つに絞られる。

  1. やりたい職種、少なくとも興味のある職種を狙う
  2. 需要が増えていく職種を狙う
  3. 20代での未経験転職でも入りやすい会社を狙う

 

齋藤
それぞれ具体的に解説していきます。

 

やりたい職種、少なくとも興味のある職種を狙う

「未経験 転職 おすすめ」などと検索すると、プログラミングを学んでITエンジニアになれとか、これからはWebの時代だからWebマーケターになれなどと解説されていることが多い。

それも完全な間違いではないが、ITエンジニアやWebマーケターになっても面白いと思うかどうか、続くかどうかは人による。

 

筆者は人事として、一般的に人気で年収も高い職業である「商社マン(三菱商事)」「戦略コンサルタント(BCG)」等になっても、つまらないと感じ数か月で辞める人たちを見てきた。

10年単位で時間を費やす自分のキャリアなのにも関わらず、自分の興味関心を計算に入れないことは根本的に間違っているのである。

 

そう考えると、絶対に持っていたい視点が「やりたい職種、少なくとも興味のある職種を狙う」というものである。

それがないから「おすすめ」を聞いているのだ、と思うかもしれないが、「これになりたい」という確固たるレベルでなく「少し興味がある」という程度であれば思い当たる場合も多い。

 

もし少しでも興味関心のある職業・職種があるのであれば、次の項で話す「需要」や「入社難易度」を無視してでもそれをやってみる方がいい。

仮におすすめの職種に就けたとしても、それがある程度楽しめて続かなければ、キャリア的には損をするかもしれないのだ。

 

齋藤
職業選択の失敗の中でも最も不幸なのは、「嫌な仕事」を頑張って、「嫌な仕事」で成功してしまった人です。
その「嫌な仕事」の専門家として、「嫌な仕事」をして生きていかなければならないのですから。

 

需要が増えていく職種を狙う

どうしても興味関心のある職種がないという場合、今後の社会において需要が増えていく職種を考えるのが良いだろう。

需要が増えていくということは、①未経験であっても転職しやすい上に②安定的に稼ぐことができ、③(供給が増え過ぎなければ)年収も増えていく可能性が高いからである。

 

需要が増えていく職種については改めて言うまでもなく、多くの転職情報サイトでまとめられている。ある程度網羅的にまとめられていたものを引用しておくと、以下である。

  1. ITエンジニア
  2. デジタルマーケティング・Web広告関連の仕事
  3. 医療関連の仕事
  4. クリエイター職
  5. コンサルタント
  6. 介護士
  7. 保育関連の仕事
  8. 公認会計士・税理士
  9. 建築・土木関連の仕事
  10. 心理カウンセラー
  11. マネジメント職

【2022年版】将来性のある仕事ランキングベスト11!コロナ禍の就職・転職事情も解説

 

齋藤
上記の引用の中で挙げられた仕事について、プロとしておすすめするもの、しないものについていくつか補足しておきます。

 

プロのおすすめ:ITエンジニア・デジタルマーケティング・Web広告関連の仕事

人事のプロとして、何度も転職を繰り返す中で様々な職種・業種の方々を見てきた。

その経験を踏まえ、20代の未経験転職の際におすすめ出来るのは、やはり1位および2位となっているIT・デジタル・Web関連の仕事である。

 

大してスキルがない人間でもかなり稼ぐことが出来るうえに、常に新しい分野が出てきており先行者が他の分野より少ない点も魅力である。

要は、未経験でも転職しやすくて稼ぎやすいのでおすすめ、ということだ。

 

齋藤
人材不足が甚だしいため、文系を雇ってイチから教育し、ITエンジニアとして育てている企業も多いです。
また、独学でプログラミングを学んでITエンジニア・プログラマーになることも出来ます。他の仕事、例えば人事やコンサルタントではこうはいきません。

 

プロのおすすめ:マネジメントや人事の仕事

人をまとめる、人の心理状態を把握する、人を評価する、人を採用する。こういった人材を扱う業務を抱えるマネジメントや人事は、AIに代替されにくい

人材の扱いはAIが最も苦手とする非線形の思考、つまりあいまいな情報をもとに判断を下す必要がある業務であり、さらには「機械や人工知能に人生・キャリアを決められたくない」という人も多い。

>>未経験での人事への転職で絶対におさえておきたい6つのこと

 

マネジメントおよび人事の仕事は、特に需要が増えていくわけではないが、減らないという意味で有望である。

なおかつ、人事はともかくマネジメントは会社員の中では年収が高め(そもそも通常、ある程度出世した管理職をマネージャーと呼ぶ)である。

要は、特になりやすくはないが職を失いにくく、稼ぎやすい職種でもあるのでおすすめ、ということである。

 

齋藤
とはいえ、未経験での転職でマネジメントになるのは難しいです。
本記事の別の項目で挙げた仕事(職種)や会社にまずは転職し、そののちに出世を目指すのがよいと思います。

 

プロはおすすめしない:高齢化社会に対応する仕事(看護師、介護士)

高齢化社会に対応する仕事、引用したものでいえば「医療関係の仕事(特に看護師)」「介護士」は、あまりおすすめしない。

 

まず、高齢化社会の中で需要があるのは間違いないし、需要が増えていくのも間違いない。

そういった意味では職を失いにくいのだが、いかんせん労働条件が悪い。より具体的に言えば、今後仕事は過酷になり、年収が下がっていく公算が大きい。

 

薬価改定などで医薬品業界では良く知られている(すでに起こっている)ことだが、日本における医療費や介護費はますます抑えられていく。

そうでないと、日本という国家自体が社会保障費の増大で破綻するからである。

 

つまり、間違いなく食える仕事だが、平均年収が下がっていく可能性が高く、しかもキツいのでおすすめはしないということである。

 

20代での未経験転職でも入りやすい会社を狙う

やりたい職種がなく、かつ需要が増えていく職種にも興味がない場合、会社軸で考えると言うのもありだ。

つまり、20代での未経験転職でも入りやすい会社を狙うという方針である。この方針を採る場合、主な選択肢は3つある。

  1. ベンチャー企業を狙う
  2. 大手の子会社や中堅企業を狙う
  3. 人材の回転が速い企業を狙う

 

齋藤
それぞれの選択肢について、簡単に解説していきます。

 

ベンチャー企業を狙う

未経験でも転職しやすい企業の代表格が、ベンチャー企業である。ベンチャー企業はその定義上、「やりたいことはあるが、やるリソースが足りない」という状態、つまり万年人材不足である。

さらに(経験者を確保するのが難しい)新規分野に挑んでいることも多いため、未経験だが覚えが早い20代の若者を好む傾向にある。

 

とはいえ、ベンチャー企業では長時間労働になってしまうことが多いため、 興味がないベンチャー企業に転職することは全くおすすめしない。

経営理念やミッション、業務内容に強い魅力を感じた場合には、ベンチャーへの未経験転職はアリである。

>>ベンチャー転職におすすめの転職サイト・エージェント厳選3つ+α

 

大手の子会社や中堅企業を狙う

人手不足の時代とはいえ、大手の人気企業は新卒採用でも中途採用でも厳しい選抜(選り好み)を続けている。

しかしながら、その一つ下の社格の会社、例えば大手企業の子会社や中堅企業ではそうもいかず、未経験者を雇わざるを得ない状況になっている会社も多い。

 

以下で言えば、ランク3の社格の会社には今も昔も入りにくい。

しかしながら、ランク2の社格の会社には、間違いなく以前より入社しやすくなっている。筆者の周りでも未経験で大手の子会社に転職した20代は多く、狙い目だと感じている。

  • ランク3:就職人気ランキング常連の日系大手および外資系大手(日立、トヨタ、ソニー、三菱UFJ銀行、マイクロソフト、ジョンソンエンドジョンソン、等)
  • ランク2:ランク3企業の子会社、ランク3ではない日系大手、多くの外資系、ベンチャー企業(日立システムズ、アイリスオーヤマ、グラクソ・スミスクライン、ぐるなび、等)
  • ランク1:中小企業を中心とした、上記に入らない全ての企業

 

人材の回転が速い企業を狙う

人材の回転が速い企業、つまり常に人手不足の企業を狙うというのも、未経験の20代が転職しやすい方法の一つである。

早く転職したい!早く転職するたった一つの方法を人事プロが解説」という記事にも書いたが、人手不足の会社は、常に転職サイトに求人を出しているため、分かりやすい。

 

誰もが知る有名な大企業でいうと、以下の会社は(求人状況から)慢性的な人手不足に陥っていると筆者は認識している。実際、以下に挙げた企業はほぼ常に大量の求人を出している。

  • 楽天グループ
  • ソフトバンク
  • 日産自動車
  • ファーストリテイリング

 

とはいえ、「常に人手不足」という会社にはそうなっている原因がある。その原因が「売り上げが伸びているから」だけである企業は少なく、実際には何かしら他の理由がある。

一例を挙げると、社長がワンマンであったり、社風が体育会系であったり、長時間労働が常態化していたりする。

>>人がどんどん辞めていく会社にありがちな「7つの社風」とは

 

人材の回転が速い企業を狙う場合には、事前に「Openwork(旧・Vorkers)」などの退職者による口コミサイトの活用をおすすめする。

 

まとめ

本記事では、20代の未経験転職におけるおすすめ職種・おすすめ企業について解説した。

 

本文中にも記載したが、できれば(本記事を含めて)インターネット上に溢れる「将来性のあるおすすめの仕事」への転職ではなく、自身の興味のある分野への転職をおすすめする。

他者からのおすすめは、その人にとってはおすすめであるが、あなたにとっておすすめかどうかは分からない。属人性の高い「転職」というイベントであれば尚更である。

 

最後に、転職の成功を左右する転職サイトや転職エージェントについても触れておく。

 

転職サイトや転職エージェントは無数にあるが、それらを紹介するランキングやおすすめサイトの信憑性は低く、どのサイトに登録すべきか悩む方は多い。

自身が4度の転職を経て30代前半で年収1,800万を達成した経験も踏まえ、人事と転職のプロとしての結論を記載しておきたい。以下の3つの併用が最適解である。

  • リクナビNEXT ※ 中小企業も含め、日本最大級の公開求人を掲載
  • ビズリーチ ※ ベンチャー企業を中心に、他には掲載していない求人が豊富
  • JACリクルートメント ※ 大企業と外資系企業を中心に、日本最大級の非公開求人を保持

 

理由は、それぞれ「求人掲載型」「企業からのアプローチ型」「非公開求人を豊富に持つエージェント型」の最大手であり、相互に補完し合って最も効率的に多くの求人をカバーできる組み合わせとなっているためである。

 

なお、もし一つだけ選ぶのであれば、筆者自身が何度もお世話になっており、転職エージェントとしての売上高で日本一を誇るJACリクルートメントを推しておく。

 

ただしJACリクルートメントはベンチャー求人には弱いので、ベンチャー企業にも興味がある場合はビズリーチも混ぜておくと転職活動が安定する。

 

また、JACリクルートメントもビズリーチも「ややハイクラス・ミドルクラス向け」であることは事実なので、まだキャリアに自信がない場合はリクナビNEXTから入るのがおすすめだ。こちらは新卒入社直後から使える。

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