ビズリーチ 料金

ビズリーチの料金と安く使う方法を人事プロが解説

悩めるビジネスウーマン
転職活動をしています。ビズリーチを使ってみたいのですが、有料だと聞きました。
ビズリーチの料金はどのくらいなのでしょうか?
ビズリーチの料金と、費用を抑えて安く使う方法があれば教えて下さい。

 

今回のテーマは「ビズリーチの料金と、費用を抑えて安く使う方法」である。

結論から申し上げると「ビズリーチの料金は2022年現在、月額3,278円(年収750万円未満の場合)、または5,478円(年収750万円以上の場合)である。ただし、無料で使う方法もあるため本文中で解説していく」という内容の記事になっている。

 

齋藤
本記事の執筆者は、人事執行役員として、ビズリーチにプラチナスカウト(後述)利用のための費用を払ってダイレクトリクルーティングをしていた経験があります。
料金に限らず、ビズリーチの評判・口コミについて網羅的に知りたい方は、以下の記事をお読みいただければと思います。

>>ビズリーチの評判・口コミを人事プロが解説

 

初めて訪れた方のためにお伝えしておくと、当サイト「人事参謀」は以下の経験を持つ人事・転職のプロフェッショナルが執筆している。

筆者の専門性や実務経験に基づき、机上の空論を一切除いて本音で執筆しているので、安心してお読みいただきたい。

  • 4回の転職を経て、30代前半で東証一部上場企業(現・東証プライム上場企業)の人事執行役員/年収1,800万に至った経験
  • 難関企業における勤務経験(外資/日系、大企業/ベンチャー、戦略コンサル)
  • 人事面接官として多数の候補者の面接を行った経験
  • 人事マネージャーとして転職エージェントや転職サイトを活用し、採用を実施した経験

 

この記事を読むことで、ビズリーチの料金だけでなく、その料金を支払ってても使うべき人の条件まで分かり、最もコスパよくビズリーチを使うことが出来るようになるだろう。

 

結論

まず本記事の結論を記載しておく。

箇条書きで記載しているため、詳細は本文中で確認していただきたい。

  • ビズリーチは(求職者側にとって)有料の珍しい転職サイトである
  • 利用者の年収に応じて、月額3,278円(年収750万円未満の場合)、または5,478円(年収750万円以上の場合)がかかる(※2022年現在)
  • ベンチャー企業や中小企業を中心にビズリーチにしかない求人は多いため、ベンチャー志望なら有料でも使う価値はある
  • 実はビズリーチを安く(というより無料で)使い続ける方法もあるため、本文中で解説する

 

>>ビズリーチの評判・口コミを人事プロが解説

 

【前提】ビズリーチは有料の珍しい転職サイト

ビズリーチは(求職者として)利用するために料金がかかる、有料の転職サイトである。

求職者側は無料で利用できるのが基本の転職サイトの中では、これは珍しい仕様である。

 

齋藤
求職者側から利用料をとる仕様のため、ビズリーチには採用の予算が少ないベンチャー企業や中小企業の求人が多いです。

 

審査あり、かつ有料のビズリーチを使う価値はあるのかと言うと、ベンチャー企業に強いこと、無料で使う方法があることの2つの理由から、その価値はある。

ビズリーチを無料で使う方法については、本記事の後半で述べる。

 

ビズリーチの料金【プレミアムプラン】

ビズリーチの有料プラン(プレミアムプラン)は、登録者の年収によって料金が異なる。

登録者が年収750万未満ならタレント会員、年収750万円以上ならハイクラス会員となり、ハイクラス会員の方が利用料金が高い。

 

齋藤
タレント会員でも、ハイクラス会員でも、サービス内容は同じです。

 

会員クラスごとのビズリーチの有料プラン(プレミアムプラン)の料金表は以下の通りである。

タレント会員(年収750万未満)ハイクラス会員(年収750万以上)
プレミアムプランの料金(30日間)3,278円(税込)5,478円(税込)
プレミアムプランのメリット
  • プラチナスカウト以外の通常スカウトにも返信が可能
  • 求人検索時に、企業名まで表示されるようになる
  • (タレント会員、ハイクラス会員でメリットは全く同じ)

(※ 上記の表は左右にスクロール可能)

 

上記の通り、利用者の年収に応じて、月額3,278円(年収750万円未満の場合)、または5,478円(年収750万円以上の場合)がかかることになっている。

他の分野のサブスクリプション型のサービスと比べても、安くない金額が毎月かかってくると言えるだろう。

 

ビズリーチの料金を払ってでも使うべき人

ビズリーチは、月額3,000~5,000円超を支払ってでも使うべき転職サイトなのだろうか?

筆者の答えは、「ほとんどの人間にとって、無料で使うべき価値はあるが、有料で使う必要まではない」である。

 

詳しくは後ほど述べるが、ビズリーチには無料で返信できるプラチナスカウトというものがある。

通常のスカウトには有料ユーザーしか返信できない一方で、このプラチナスカウトには無料ユーザーでも返信できるという特徴を持つ。

 

ビズリーチに登録している企業の多くは、このプラチナスカウトを(一通あたり2,000円ほどの費用をかけて)スカウトしたい求職者に送っている。

このプラチナスカウトを使わない企業は、ベンチャー企業や中小企業の中でも採用予算の厳しい企業や、弱小の転職エージェントである。

 

齋藤
逆に言えば、こういったベンチャー企業・中小企業の求人はビズリーチにしかないことが多いです。
他の転職サイトを使うと、非常に大きな費用がかかるためです。

 

こういった企業からのスカウトに価値はないのかと言うと、人によっては価値がある。

筆者の経験上、こういったスカウトをもらうべき人、つまりビズリーチの料金を払ってでも使うべき人は以下のような条件に当てはまる人である。

  • ベンチャーや中小企業を中心に転職を考えている
  • 学歴や職歴にそこまで自信がない
  • 現年収が800万円以下である

 

上記の条件に当てはまっていれば、(プラチナスカウトではない)通常のスカウトを送る企業やエージェントの案件をもらっておく価値はあるだろう。

 

ビズリーチの料金は高い?安く使う方法

前項では、ビズリーチの料金を払ってでも使うべき人について解説してきた。

とはいえ、月額3,000~5,000円の利用料は、使うべきであろうがなかろうが高すぎると思う人も多いだろう。

 

実は、ビズリーチには安く(正確には無料で)使う方法が4つある。

  1. 初回登録時の特典をもらう(90日間無料)
  2. 無料で返信できるプラチナスカウトをもらう
  3. ビズリーチからアニバーサリー(〇周年)の無料プレミアムチケットを得る(30日間無料)
  4. ビズリーチに数か月ぶりのログインを行い無料プレミアムチケットを得る(30日間無料)

 

齋藤
詳しく知りたい方は「ビズリーチを無料で使う4つの方法を人事プロが解説」を参照していただければと思います。

 

この中で最も重要なのは、プラチナスカウトである。

既に述べた通りプラチナスカウトは無料ユーザーでも返信できるため、プラチナスカウトがもらえれば半永久的にビズリーチを無料で利用できる。

 

ベンチャー志望者であっても、無料でビズリーチを使えるに越したことはないので、ビズリーチでのスカウトのもらい方は知っておくべきである。

>>ビズリーチでスカウトが来ない!スカウトをもらうための本質を伝授

 

また、まだビズリーチに登録してない方はほぼ確実に3ヶ月(90日間)は無料で有料プランを使えるので、 試してみるといいだろう。

 

まとめ

ビズリーチは珍しく求職者側から月額3,278円(年収750万円未満の場合)、または5,478円(年収750万円以上の場合)の利用料金をとる転職サイトである。

たとえ有料でもベンチャー・中小企業志望者なら使う価値はあるが、安く使う方法もあるため知っておくべきである。

>>ビズリーチの評判・口コミを人事プロが解説

 

転職サイトや転職エージェントは無数にあるが、それらを紹介するランキングやおすすめサイトの信憑性は低く、どのサイトに登録すべきか悩む方は多い。

迷ったら、年代でも性別でもなく、シンプルに年収で決めるのがおすすめである。

  • リクナビNEXT年収800万円未満の場合。日本最大級の公開求人を掲載、エージェントも豊富
  • JACリクルートメント 年収800万円以上の場合。大手および外資系を中心に、日本最大級の非公開求人を保持

 

人材企業の最大手リクルートが運営するリクナビNEXTは、年収が800万を超えるまでは万能の転職サイトだと言える。(それ以上の年収帯では案件が減る)

掲載求人が豊富なだけではなく、リクナビNEXTには多数の転職エージェントが参加しているため、網羅的に求人を探すことが出来る。

 

JACリクルートメントは、筆者が最も信頼している転職エージェントである。転職エージェントとしては日本最大の売上高を誇り、求人の多さ、エージェントの質ともにダントツである。

ただしJACはハイクラス・ミドルクラス向けのため、そのスペックをフル活用するには年収800万円程度が必要だ。

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